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歩行時の足部

治療の邪魔をする靴6 (捨て寸)

【捨て寸(すてすん)ってご存知ですか?】

先生こんにちは。日本で唯一靴を作れる鍼灸師、株式会社アーチの松本です。

先生は捨て寸という言葉を聞かれたことがありますか?

これは何かというと、、、

例えば、先生がいつも履いている靴が24,5cmだったとしましょう。

靴を買うときに靴の中や箱に24,5cmと書いてあるからその靴を選ぶと思います。

しかしこれ、、、実は本当のサイズと違うんです!

どういうことかというと。

どの靴も作る時には木型を使います。

専門的にはラストと呼ばれています。

このラストのサイズをまず設定します。

「この靴の24,5cmは何センチに設定しようかな?」

「よしプラス1センチにしよう」

「だからラストの長さは25,5cmだ」となります。

このプラス1cm分が捨て寸と呼ばれるものです。

これは、靴下の厚みや歩行中TStで足を踏み返してきた時の指の厚み分を考えてできたものです。

ただ、この捨て寸日本特有なものでちょっと厄介です。

そして靴によって捨て寸が大きいものや小さいもの、様々です。同じサイズで同じようなランニングシューズに見えても内寸が全然違います。

捨て寸が大きすぎて靴の中で足が遊んでしまい足部障害の原因の一つになることが多々あります。

歩行中の足の動きやスムーズな前方への体重移動を靴が邪魔するからです。

実は知らないところで「捨て寸」たちが先生の治療の邪魔をしているかもしれません。インソールを作製する先生にも天敵です。

せっかくポイントを合わせたのに、歩行中、捨て寸分、足が前に滑っていきますからね。

お!?あの患者さん、、、NIKE、MIZUNO、ASICS、

Adidas、、、どれだっけ?

 

 

 

 

 
日本でもめずらしい、靴を作れる鍼灸師。
松本実生(まつもとじつお)【鍼灸師】
株式会社アーチ代表取締役
足と靴のGAIT代表

現在は、足の痛みに特化した靴・インソールの専門店「GAIT」の代表も務める。
患者さんの痛みはどこから来ているのか?と疑問を抱いたときに、インソールと 出会い、その土台である靴の原因にも目を向け、靴のフィッテングはも ちろ ん、自身でオーダーメイドの靴も製作するようになる。
患者の足部形態、歩行動作を分析し、その方に合った靴をピンポイントで選択す る能力は業界でも随一。今まで行ってきたセラピストとしての知識とト レー ナーとしての豊富な経験を基に、一般の方からアスリートの競技用シューズまで 幅広く対応しその方に合った靴、インソールの提供、製作をしてい る。

 

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