100回のスクワットよりも5回のスクワット
【スクワットをどのように活用するか】

みなさんご存知の「スクワット」。
僕はこう活用しています。
医療という大枠に足を踏み入れた人なら必ず耳にするこの「スクワット」。
でも自分よりも、意外と患者さんのほうが知っているなんてことあるかもしれません。
僕も最初はそうでした。
スクワットって、なんか幅が広いんですよね。幅が。
膝を出さない、つま先よりも、手の位置は、足の幅は、、、、、
広いんですよ。とにかく幅が。
で、全部正解なんです。
どんなやり方を、どんな回数、どんな呼吸で、どんな顔してやろうが全部正解なんです。
大切なのは、その人の体に、その人の痛みに対して合っているのかどうかだけです。
「膝が痛いから、スクワットをやろう!」
フレーズだけ聞くと、これは様々な意見が出るわけです。
だって、みなさんマイベストスクワットを持っているので。
でも僕も「膝が痛いから、スクワットをやろう!」を持っているわけです。
で、どんな人にどうやるかをはっきりさせればいいわけです。
簡単にいうと、膝が痛い人はかなりの確率で大腿四頭筋が優位です。
理由は、このサイトにあるのでどうぞ。
なので、それを変えればいいわけです。
変えるって?
となったときに、マイベストスクワットの登場です。
まず、みなさんのスクワットが今みたいにつながるものかが医療のなかでのスクワットで大切なことです。
先ほどの変える話ですが、階段を昇ぼる際に、例えば右足を一段上にのせて、そこからよっこいしょと上がるわけですが、この時に、先ほど話した大腿四頭筋優位の方は、膝の伸展で階段を1段上がります。
これは痛い膝を使ってわざわざ上がるわけです。
なんて不思議なんでしょうか。
でも多くの人が痛い部分を使う癖がつきます。
じゃあ、1段をあがる別の方法を提供すればいいんです。
1段足を上にあげて、そこから股関節の伸展を使ってみるのはいかがでしょうか?
そうすれば、固定された下腿の上に、大腿骨がのってくるような形になります。
これが、変えるという事です。
そして、この形を反復させるために、「スクワット」を使うんです。
この変えるためのスクワットの形は、立位になり、下腿を動かないように垂直に固定させて、そこから殿部が後方へ行き(お尻がでるだけ)、また固定された下腿の上に殿部が戻ってくるだけ。出したお尻をただ戻すだけです。

動画で確認したい方はこちらをご覧ください↓
僕たちが使うスクワットは、要は大腿四頭筋の活動優位を大殿筋優位に変えるために行うという事です。
多くの膝が痛い人に、大腿四頭筋が優位になるスクワットを毎日100回やっても、何も変わりません。なんならひどくさせることができるぐらいのものになってしまいます。
こんな方に、マイベストスクワットをすれば1日5回で変化するという事です。
あくまでも大げさな話ですけどね。
そして、このスクワットがいいか悪いかは、もし大殿筋優位で、大腿四頭筋を優位な状態に促したい方の場合には絶対にダメなわけです。
この方に、僕のあのマイベストスクワットをしてしまったら、100回やってどんどん悪化していきます。
だから、これさえやっておけば全人類救えるなんてものはあり得ないわけです。
じゃあ、それでも全人類救いたいのにどうすればいいかは、それが「評価」なんです。
どれを使うといいのかもそうですし、自分の携われる範囲なのかも、それは事前の評価が大切なわけです。
なので、例えばある選手のある記事のスクワットで一喜一憂するのではなくて、その人の身体・動きの評価を、実際に見れなくても、頭で想像して、動きを想像して、動画をみて、自分なりの評価をもとに、それだったら、このスクワットがいいなとか、だからあの選手はその記事のこのスクワットをしていたのかと考えられるようになる事が大切なんです。
ひとつの運動を覚えたら、どんな人には使えて、どんな人には使えないのかまでを常に考えることが、実は評価できていることになります。
髙木慎一(たかぎしんいち)【柔道整復師】
Athlete Village浜松代表
アライメント・姿勢・歩行動作を総合的に分析し、その方に必要な
クライアントはパフォーマンスを上げたい小学2年生から、膝の痛












